2017年7月24日月曜日

好意

幼い頃、誉められるより叱られた事の方が多かった気がする。プラス感情よりマイナス感情での接し方。
それ故プラス感情で多く接してくれた母や母方の祖母にはよく懐いていたのではないだろうか。
プラス感情に、飢えていたのかもね。

僕の思い込みだったら周りの人々ごめんなさい。
そうされても仕方の無い子供だから叱られたのだと思うし、結果的にそうやってマイナス感情を取り入れながら躾られてきたお陰で今の自分があるのだから感謝はしている。

ただ、人からプラス感情を向けられた時、上手く応えられなくてはぐらかしたり照れ隠ししたりする自分が居て、それをとても残念に思うと共にそれはプラス感情の経験が絶対的に不足しているからなのではと思ったりする。(いや、生来の性格なのかもしれないけど。)
そんな事が、中学でも大学でもあったし社会人になった今でもある。

僕とは対照的に、妻はきっとプラス感情を沢山受けて育ってきたのだろう。
人から好意を向けられた時、本当に嬉しそうな顔をするし嬉しい事を素直に表現する。それができない僕にとってそれはとても魅力的な事で、僕もそんな風にできたら良いのにと心から思う。

向けてくれる好意に、しっかりと応えられるように。
沢山もらっているプラス感情に、プラス感情で返せるように、なりたい。